カスタムVPCのEC2インターネット接続不可を解決する — Internet GatewayとRoute Tableの設定手順
カスタムVPCを作成してパブリックサブネットにEC2インスタンスを起動したのに、 ping google.com が通らない。この問題はVPC構築時に最もよく遭遇するトラブルで、原因はほぼ必ずInternet GatewayのアタッチかRoute Tableのルート設定の抜け漏れにある。デフォルトVPCと違い、カスタムVPCはこれらのリソースを明示的に構成しなければインターネット疎通は一切得られない。 TL;DR — EC2インターネット接続不可の原因と対処 確認レイヤー よくある原因 対処 Internet Gateway 作成済みだがVPCにアタッチされていない IGWをVPCにアタッチ Route Table 0.0.0.0/0のルートが存在しない IGWへのデフォルトルートを追加 サブネット関連付け パブリックサブネットがカスタムRoute Tableに関連付けられていない サブネットをRoute Tableに明示的に関連付け パブリックIPアドレス インスタンスにパブリックIPが割り当てられていない サブネットの自動割り当て設定を有効化、またはElastic IPを割り当て Security Group アウトバウンドルールが制限されている アウトバウンド0.0.0.0/0を許可 Network ACL サブネットレベルのACLがトラフィックを拒否している インバウンド/アウトバウンドルールを確認 カスタムVPCのインターネット接続がどのように機能するか デフォルトVPCはAWSが自動的にIGWのアタッチとRoute Tableの設定を済ませた状態で提供される。カスタムVPCにはそれがない。EC2インスタンスがインターネットに到達するには、パケットが通過しなければならないレイヤーが複数存在する。 graph LR EC2["EC2インスタンス パブリックIP必須"] --> SG["Security Group ステートフル"] SG --> NACL["Network ACL ...